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こちらで掲載のコラムは、『まぐまぐ!』 より、月二回発行している
【貴方に絶対役立つ東洋医学】のバックナンバーです。
(コラムでは内容により、後日加筆修正することもございます。)

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┏  ≪第29号≫
┏┏          花粉症の東洋医学治療
┏┏┏         --漢方で根本から花粉症を治す
┏┏┏┏                発行者:医学博士 許志泉
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皆さん、こんにちは。許です。

今年の花粉は平年の3〜4倍多く飛ぶと予報が出ています。
花粉症の方々にとっては大変辛い春になりそうです。

花粉症予防のひとつは花粉の遮断です。マスク、コートや特殊な眼鏡など
で花粉を体内に吸い込まないような工夫が必要です。花粉の被害を避ける
ため、沖縄で過ごす人もいるそうです。もうひとつの方法は西洋薬抗アレ
ルギー薬、ステロイド剤を服用し、症状を和らげることです。

しかし、遮断には限度があり、完全に遮断するのは難しいでしょう。
また、西洋薬は症状改善だけの対症療法となります。

どうすれば完全に治すことが出来るのでしょうか?答えは東洋医学
(漢方・はり灸)にあります。今回は花粉症と漢方についてお話します。
以下の症例を見てみましょう。


1.H12年10月初回相談者 72歳、女性

 主訴:2年前の春に花粉症を発症。来年の花粉症を予防したいと相談。
 全身症状:痩せて、汗が出やすい、胃が弱い、舌紅苔薄、脈浮。
 これは表虚タイプで、漢方煎じ薬(桂皮、芍薬、生姜、大棗、甘草
 防風、黄蓍)を4ヶ月間続けて飲み続けたところ、H13年春から
 花粉症の症状が改善された。


2.H18年3月初回相談者 42歳女性

 主訴:無月経、赤面、顔の発疹
 経過と症状:3年前より、生理が少なくなって、間隔も長くなり
 2、3ヶ月に1回、最近では6ヶ月間に1回のみとなった。会社にいると
 上半身が熱くなり、顔がりんごのように真っ赤になり、発疹も出る。
 そのほかに、偏頭痛、肩こり、便秘、お腹の張り感、憂鬱、イライラ
 落ち込みなど。舌暗紅、苔薄黄、脈弦。

 漢方煎じ薬(六味丸、加味逍遥散、当帰芍薬散などの加減)を飲み
 症状が徐々に改善し、H19年春には「今までのひどい花粉症が治った」
 と大変喜こんだ。H19年10月には生理が回復し、赤面も大変よくなった。
 現在も継続治療中。


東洋医学、漢方でなぜ花粉症を治せるのでしょうか?

東洋医学の漢方は対症治療作用もありますが、それよりもっと大切なこ
とは体の根本でもある免疫システムの仕組みの調節を行うからなのです。

症例1に使った漢方は一般的なアレルギー鼻炎・花粉症の治療漢方
(葛根湯や小青竜湯などがよく使わる)ではなく、完全に体質、証から
考えて投薬したものです。この患者さんの体質に合った漢方薬のため
「美味しい」とさえ感じたそうです。

症例2は、患者さんの相談目的は赤面、閉経などを治したいということ
でしたが、治療するうちに、陰陽のバランスがよくなり、腎陰が補われ
肝陽上亢(上がりすぎ)が抑えられ、体の状況が改善するとともに、花粉
症も治りました。

東洋医学の治療で、自己治癒力、自己バランス力、免疫の仕組みを治すこ
とで色んな病態が改善されるわけです。


最後にココで漢方で花粉症の治療戦略をまとめます。


1.花粉症の治療時期は「今から」です。

「今」は春でも、夏でも、秋でも、冬でも、とにかく「今」から直ちに
治療することです。春ではなくとも、症状がなくとも、貴方の花粉症の
根源でもある偏った免疫システムと体質がすでに存在しているためです。
むしろ、症状のないときこそ、根本治療のチャンスです。


2.漢方でも対症治療は可能です。ただし、根本治療は忘れないこと。

花粉症の症状が出ているときは、漢方でも鼻水、鼻づまり、くしゃみなど
を治療します。春が過ぎても来年の花粉症を根絶するために治療を続ける
ことが大切です。


3.花粉症の軽い方には、当研究所開発したオリジナル漢方茶「快鼻茶」が
お勧めです。通常のお茶と同じように美味しく飲みながら花粉症を改善し
ます。漢方茶については下記のHPでもご紹介しておりますのでご覧下さい。

   富士堂 HP オリジナル漢方茶
      http://www.fujidou.com/tinynono11+index.htm
   
   富士堂 オンラインショップ
      http://www.shop.fujidou.com/21.html

花粉症の方々が早く花粉症から開放されるようお祈りいたします。
それではまた会いましょう。

   
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