トップページへ 会社案内  求人情報  利用規約  お問い合わせ
 
 
 

     
   

こちらで掲載のコラムは、『まぐまぐ!』 より、月二回発行している
【貴方に絶対役立つ東洋医学】のバックナンバーです。
(コラムでは内容により、後日加筆修正することもございます。)

「貴方に絶対役立つ東洋医学」 (ID:0000202590) 【登録/解除】

東洋医学にご興味がある方はぜひご登録ください。

     
    <<< コラム一覧へ
   

+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+
    隔週刊【貴方に絶対役立つ東洋医学】(ID:0000202590)
+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+
┏  ≪第28号≫
┏┏          薬食同源(医食同源)と薬膳
┏┏┏      --貴方の健康度は食べ物、食べ方に左右される
┏┏┏┏                発行者:医学博士 許志泉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★


皆さん、こんにちは。許志泉です。少し忙しかったので、2ヶ月ぶりに
なりました。これからきちんと書きますので、ご期待ください。


人間は食事を取らないと生きていけません。でも、飲食の取り方により、
元気になることもありますが、かえって健康に不利になることもあります。

多くの生活習慣病は飲食と深く関係しています。
例えば中性脂肪、高血圧、糖尿病、肥満、偏食、貧血、生理不順、胃腸障害
胃潰瘍等は皆さんがよくご存知だと思います。

しかし、膠原病(難病)、ガン、花粉症、アトピー性皮膚炎などの病気が
飲食と関係しているということは意外と知られていません。

それでは、次の症例を見てください。


 ・アトピー性皮膚炎の男性(30代)

   小さい時から牛乳が大好きで、喉が渇く時に水のかわりにいつも
   牛乳を一日2Lぐらい飲んでいたら、小学生の時にアトピー性皮膚
   炎を発症。


 ・アトピー性皮膚炎の女性(30代)

   トンカツが大好きで、夢でも美味しいトンカツが飛んでくるという。


 ・全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群(膠原病)

   海老が大好物でよく食べる。28才 膠原病発症。


東洋医学では、長期的に動物食品を大量摂取すると、徐々に体に
湿熱(火)が生じ、炎症が起こりやすくなると考えられています。
食べ物はそれぞれの特性があります。東洋医学では四気、五味と表します。


  1.四気(体を温めるか冷やすかで分類):温、熱、涼、寒
                      (偏りのない性質は平)

   例えば、ほうれん草、セロリ、トマト、苦瓜、キュウリ、大根、蟹、
   シジミ、海藻、冬瓜、緑豆、茄子、スイカ、梨、枇杷などは寒涼性。

   唐辛子、胡椒、花椒、肉桂、にら、ニンニク、葱、生姜、南瓜
   クルミ、栗、大棗、海老、鮭、鶏肉、羊肉、酒、黒砂糖などは
   温熱性となります。


  2.五味(味から分類):酸、苦、甘、辛(辛い)、咸(しょっぱい)
   五味による、それぞれ異なる作用を持っています。

         酸 味:収斂、固渋作用

         苦 味:清熱、瀉火、燥湿、降気、解毒作用

         甘 味:補益、和中、緩急作用

         辛 味:発散、行気、活血作用

         咸 味:軟堅、散結作用


上記のことから、飲食物の特性を捉え、バランスよく摂ることが大切に
なるのですが、多くの方は嗜好品、偏りのある生活習慣をとっているのが
現状です。

甘いものばかり、酸っぱいものばかり、または、やわらか過ぎるものばか
りを食べる、高タンパク質、高脂肪食、高カロリー食などの欧米化食、
不当なダイエット、夜食、朝食抜き、などが上げられます。

不良の飲食習慣はまず、体のバランスを崩します。時間が立つと、体の
内部の偏性が起こり、不良の体質が出来てしまうというわけです。

例えば、温めてくれる陽気が弱くなれば冷え性、低体温、免疫力低下など
に至ります。潤してくれる陰液が不足になれば、肌荒れ、目の乾燥
逆上せ、口渇、微熱、だるさなどが現れます。


東洋医学では「医(薬)食同源」という言葉があります。漢方薬、食材は
同じの原点を有しています。多くの漢方薬は食材でもあります。

例えば、生姜、棗、薄荷、蜜柑の皮、桂の皮、菖蒲の根などがあげられます。
勿論、薬の偏性が食べ物より強いです。

だから、普段の生活に不良体質になっているときに、あるいは不良体質に
よる軽い症状が出るときなどには、薬膳がやさしく治してくれます。

例えば便秘気味の場合には、バナナとケツメイシ(またはマシニン)の
かき混ぜのスープを摂ることでやさしく症状を解消します。

陽気不足の方が低体温、冷え性、活動力の低下などの場合、一般的な食物
で調節できない場合 生姜黒砂糖桂皮湯が美味しく体を暖めてくれます。

このように、薬膳をうまく取り入れれば、体質改善、アンチエイジング
病気予防及び治療にも役に立つといえます。勿論、体質の診断、薬膳の
処方などは漢方の専門家に相談しないといけません。


ここで、また次回会いましょう。

   
Copyright 2008 by 日本東洋医学研究所 All rights reserved.