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こちらで掲載のコラムは、『まぐまぐ!』 より、月二回発行している
【貴方に絶対役立つ東洋医学】のバックナンバーです。
(コラムでは内容により、後日加筆修正することもございます。)

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┏  ≪第14号≫
┏┏      美味しくて、効く漢方茶シリーズ
┏┏┏    ストレスを解消する----「一杯爽快茶」  
┏┏┏┏                発行者:医学博士 許志泉

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皆さん、こんにちは。
 
今回、引き続き、ストレス解消の「一杯爽快茶」を紹介します。

だれでも多かれ少なかれ、ストレスがあると思います。ストレスが

イコール悪いものだとは限りません。必ずしもマイナスイメージとは

いえません。ちょっとした目前の目標に向かって、適量なストレスを持

ち、努力してから、目標に達成したのは良い事ではないでしょうか。

これは良性ストレスと言えます。

しかし、多くの場合は、ストレスが過剰にたまり、正常範囲に超えます

と、健康に妨害し、悪性ストレスになります。

この前、うちの薬局へ相談した例ですが、お客さんはお母さんにつれて、

落ち込み、ゆううつ、睡眠がよくないの訴えなのです。本人は浪人4

年目の高校生で、ある有名な大学の法学部にこだわり、学力は十分です

けど、しかし何度も受験したけれども、落ちましたのです。特に、

弟さんは現役合格で、大学3年生になりましたのに、本人はもっと

ストレスがたまり、毎日試験のことを考えこみ、よく心配して、本当

の実力は発揮できなくなり、これは何回も繰り返し、悪循環になり、

本人は知らず知らずのうちに家に閉じこもり、症状が出たのです。

このような状況に基づき、ストレス解消を第一に、漢方薬をだし、また、

気分転換のために、運動、音楽鑑賞などをアドバイスし、今年は念願

の大学にようやく合格した、本人とお母さんの喜びは今も忘れられま

せん。この例から、過剰なストレスと体調のかかわりをよく分かれる

と思います。


では、ストレスはいったい、どのように体を影響しますか。

ストレスは自律神経と内分泌に働き、消化系、循環器など器官に影

響し、長期間になりますと、いろいろ症状が見られます。

特に、ストレスは自律神経と関連深いです。自律神経は内部器官、

例えば内臓などの働きを自動的に調整することができます。

自律神経は交感神経と副交感神経、二つ分けられ、交感神経は主に

活動しているとき、活発し、逆に副交感神経は休憩しているとき、

エネルギーを蓄えるとき、活発します。正常の場合は交感神経と副

交感神経の間がバランスよく役割分担をしています。

過剰なストレスが体に加えると、交感神経と副交感神経のバランス

が崩れ、不安・緊張、いらいらなど機能の興奮、亢進或いは、失望・

憂鬱、悲哀など機能の低下、両方ともよく見られます。自律神経は

内臓の働きを非意識的に調整しますから、自律神経のバランスが崩

れ、長時間持続すると、内部器官の機能も異常になります。

たとえば、胃腸、消化系の場合は情動ストレスによる影響をうけやす

く、憂鬱・悲しみ・怒り・不安などにより、食欲不振や吐き気、胃痛

などが生じます。胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、精神性嘔吐症、

慢性膵炎などがストレスととてもかかわり深いです。

では、東洋医学はストレスをどう考えていますか。東洋医学が昔から

精神的な素因をとても重視します。「情動病因説」という理論があり

ます。

具体に言えば、「喜び、怒り、憂鬱、考えすぎ(思考しすぎ)、

悲しみ、恐れる、驚き」七つ情動の素因を詳しく認識し、それぞれ、

内部の器官を偏り影響します。喜びすぎは心を傷害し、

怒り、驚きは肝を傷害し、憂鬱、思考しすぎ、考えこみは脾を傷害

し、悲しみは肺を傷害し、恐怖が腎を傷害します。

特に東洋医学から考えれば、ストレスと肝が離れても離れられない

ほど深く関連します。東洋医学の肝がストレス発散、たまらないよう、

悠々、楽々、爽快するようという気持ちを保つ働きをもっています。

よって、ストレスに関する病気はよく肝から整えます。


今回、開発した「一杯爽快茶」は以上の理論に基づき、調合したもの

です。材料はカンゾウ(甘草)、タイソウ(大棗)、ショウバク

(小麦)、 チンピ(陳皮)、クコシ((枸杞子) などがあります。

カンゾウ、タイソウ、ショウバクは肝、心を整え、鎮静作用があり、

ストレスを解消し、気分を落ち着かせます。チンピは理気、気のめ

ぐりをよくさせ、ストレスをたまらないようにします。クコシは肝、

腎を補い、全体の組み合わせにより、気分をすっきり、ストレスを

発散し、睡眠もよくなります。全体の配合により、精神を司る東洋

医学の心、肝を整え、メンタルケアができます。

最後に、ストレスを気になる皆様に、アドバイス致します。

1、「一杯爽快茶」を毎日楽しんで、飲み続けましょう。

2、 毎日30分運動しましょう。

3、 楽しいことを毎日一件やりましょう。

4、 意識的に気分転換をしましょう。

毎日、「一杯爽快茶」を飲んでいながら、ささやかなことでも、

感動あるいはちょっとした心が動けるような楽しいことが

発見すれば、また、「鈍感力」という本が話題になったように、

すこし鈍感力があれば、ストレスにはもう心配いりません。


次回、生理痛解消の「月楽茶」をご紹介します。

それでは、また今度。

   
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