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こちらで掲載のコラムは、『まぐまぐ!』 より、月二回発行している
【貴方に絶対役立つ東洋医学】のバックナンバーです。
(コラムでは内容により、後日加筆修正することもございます。)
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隔週刊【貴方に絶対役立つ東洋医学】(ID:0000202590)
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┏ ≪第5号≫
┏┏ 『どうやって、診断する?--「望、聞、問、切」』との四診法
┏┏┏ --総合的、全体的な診断法
┏┏┏┏ 発行者:医学博士 許志泉
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全体のアンバランスを見つけるために、全体からみなければなりません。
その独特な診断方法は「望、聞、問、切」です。その内容が非常に豊富です。
ここでは自分の診療経験をあわせてお話します。
まず、「望」。見ることです。
顔色、髪の毛を見れば、気血や腎気の強弱が分かります。患者さんの歩
き方を見れば、どこの痛みやどこの筋肉の疲れやすいなどが分かります。
皮膚の様子を見れば、汗の出やすさが分かるので、気の表裏の程度が推
測できます。
また、一番重要なことは舌を見ることです。いわゆる舌診です。舌は粘
膜組織ですので、舌の色、形態、水分、硬さ、苔の色、厚さなどが見れば、
体の胃腸の様子、全体の水分の代謝、気血のめぐれている様子が分かりま
す。例えば、舌色暗紅、紫色なら、お血がたまります。苔が多くて、汚い
感じなら、痰湿がたまっている証拠です。また、舌の縁に歯痕が付いてい
る場合、余計な水分が代謝されていないことです。分かります。
次は、「聞」:聞くと嗅ぐのことです。
患者さんの声を聞くと、感冒の時に変な声になります。また、声の大き
さは正気の強弱にも反映しています。声からも心や精神の状況も見えます。
落着かない声と怖がる声などもそれぞれ特徴を持っています。
嗅ぐこともたまに重要ですね。これが忘れがちです。体臭の強さ、便の
臭さ、おりもののにおいなどなども患者さんから結構な情報が得られるこ
とがあります。
3番目は「問」診です。この重要さは、すでにご周知の事と思いますが、
細かい問はが経験のある先生の特徴ですね。患者さんの小さい時の様子、
発症の前後及びその変化から先天の強さ、邪気と正気の消長などが分かり
ます。
症状の鑑別でも、問診が有用です。例えば、寝汗という発汗異常の場合、
悪寒、悪風などを伴う場合なら、桂枝湯で治す。逆に悪熱、イライラ、全
身のだるさ、ねばねばな汗の場合なら、六黄湯で治療する。
最後に、「切」診です。触診、按診などを指します。
有名なものは腹診ですね。部位によって押すと、緊張度、動悸の有無、
苦しさなどの症状から、虚実、臓腑との関係、漢方薬の選択にも繋がりま
す。
もう一つのは脈診です。脈は部位、深さ、大小、力、硬さ、リズムから、
体質との関係、邪気の深さ、臓腑の様子などが参考に診断できると言うこ
とです。今はやりの韓流ドラマ「チャングムの誓い」のなかでも脈診の
シーンを見ることができるでしょう。
この四つの診断方法ですが、よく参考にして総合的に判断しなければな
りません。それは「四診合参」と言います。もちろん、この「望、聞、問、
切」の技術はたくさんの訓練や臨床経験を積んでから分かるものですので、
かなりな経験が必要です。
次回は、「東洋医学の治療法----漢方・はり・灸・推拿・気功」を予定
しています。
それでは、また次回お会いしましょう。 |
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