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隔週刊【貴方に絶対役立つ東洋医学】(ID:0000202590)
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┏ ≪第3号≫
┏┏ 東洋医学の基本的な考え方-2
┏┏┏ --常に変動する--生理病理の恒動観
┏┏┏┏ 発行者:医学博士 許志泉
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生理機能、病理反応などが常に変動することは東洋医学のもう一つの
基本的な考え方です。
この点の理解することは非常に重要です。
各生理機能としては、もちろん、生(生まれ)、長(成長発育)、壮
(一番強い時)、老(エイジング、老化)、死のライフサイクルには違
います。女性の生理(性)周期に伴う陰陽気血などが変動しています。
体内時計などによる睡眠、血圧、自律神経、ホルモン、肝機能などの変
化も人間の健康にすごくかかわっております。一年四季の気候に合わせ
て、体の機能も調節しています。それらと同時に体力、気分、精神の面
も変動しております。
各機能がお互いに調節し合って、健康状態を保ちます。生理機能の変
化があるこそ、厳しい時に戦えるし、優しいときに休めます。
健康状態を維持するために、生理機能がある幅の範囲で変動しなけれ
ばなりません。容認される幅を超えて不規則な変動を無理に起こすと、
病気の方向に向いてしまいます。
生理機能の変化によって、強い時と弱い時が出てきます。良いライフ
スタイルが体の生理機能を準じて行動することを指しています。
以上のことが分かっていただければ、東洋医学の養生の重要性が理解
できるでしょう。養生というのは自分自身で精神、心理、栄養、飲食起
居、四季相応等の方面で自然、社会、生理機能など一致して行動するこ
とです。また専門家の漢方、針灸、推拿(整体マッサージ)、気功、カ
ウンセリング(東洋医学では祝由といいます。まわりの環境との具合度
の分析によって心を正して、健康度を高めたり悩みや苦痛を解消したり
することです)などの指導や治療(ここは未病治療といいます)によっ
て半健康状態を是正することで健康維持します。
生理状態と同じく、病気になるときも、病態(東洋医学が「証」とい
う)がやはり変動しております。
まず、同じ病名だっても、人により体のでき方、心の強さ柔軟さ、四
季の変化、環境の違いなどによりかなり違います。同じ人でも時間、場
所、気候、きっかけ、心理状態、社会環境、ストレスの度合い、正気
(免疫状態)、邪気の強さなどによってかなり違います。だから、「証」
の診断も違ってくるので、当然治療も違います。だからこそ、東洋医学
は個人に対する医学、つまり本格的なオーダーメード医学です。
このことを理解できれば、東洋医学の先生の間にも、臨床技術のレベル
の差がかなりあることが理解できます。西洋医学なら、病名、症状に対す
る治療になるので、ある程度スタンダードの診療アプローチがあります。
東洋医学なら、患者様に対する全面的な理解が十分でなければ、最高なう
まい治療にいたりません。
だから、東洋医学の先生の臨床の技を形容する時に次の色々な言い方が
あります。
・「医者、意也」:医者が頭や心で推理することです。創造性がないとい
い先生になりません。
・「医者如用兵」:診療することは戦場の指揮者の兵隊を使う如く。戦略
を通観して、兵隊をうまく使える人がうまい医者です。臨床上で、特に難
病、慢性病、虚弱体質の場合、どうやって正気を保ちながら、邪気を払い
切るか、どうやって臓腑、上下、気血などのバランスをうまく維持しなが
ら、時期をみて治療するかなどです。
・「芸術の医者」:医者としては病気を治すには、巧みがなければうまい
治療とはいえません。簡単に見えるが効く、巧みのある技で体に傷をつけ
ずに病を治します。
・「上医料如神」:うまい医師なら、病気の過去、進む傾向、予後などを
推測できます。体質、性格、メガリズムをよく把握できるので、診療過程
に常に先のことを予知できて措置することができます。
・「上工治未病」:最高の医師が病気になる前に治療する。養生医学、ア
ンチエイジングなどの予防医学の重要性が強調されています。
いかがですか?理解できますか?
次回は『基本考え方3--バランス回復--「平」という養生治療観』を予定しています。
それでは、また次回お会いしましょう。
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