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こちらで掲載のコラムは、『まぐまぐ!』 より、月二回発行している
【貴方に絶対役立つ東洋医学】のバックナンバーです。
(コラムでは内容により、後日加筆修正することもございます。)

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     隔週刊【貴方に絶対役立つ東洋医学】(ID:0000202590)
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┏  ≪第2号≫
┏┏   東洋医学の基本的な考え方-1
┏┏┏    体、心、自然、社会との「和」という健康疾病観
┏┏┏┏                発行者:医学博士 許志泉
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 東洋医学は中国文化背景のなかに誕生したもので、西洋文化から生ま
れた西洋医学と比べれば、鮮明な独特な考え方を持っています。

 1.自然、社会との統一--「和」という健康疾病観

 人間はどなたでも、宇宙自然や社会の一部となっています。だから、
我々の健康、疾病状態は全て自然と社会と連動しています。

 たとえば、気の虚弱(自律神経調節能力の低下、低血圧など)の方は、
夏になると陽気が散逸するので、夏バテになりやすく、だるさや食欲不
振がでます。

 冬になると、寒気が体の陽気を押さえ込むと、血圧が高くなります。
だから厳しい冬春に脳卒中、脳溢血が出やすいのです。

 人間関係の悩み、夫婦の不和などによるストレスも健康に悪い影響も
皆様が承知されていると思います。

 次の症例があります。2ヵ月前上司が変わって、あまりにもストレスが
たまっている為、3ヶ月後に呼吸困難が感じるようになりました。大学病
院で喘息として治療されたが、ちっとも良くなりませんでした。結局、
ストレス緩和作用を持つ半夏厚朴湯を主にした煎じ薬の投与で治りました。

 健康とは身、心、自然、社会との「和」の状態とさします。
 疾病とは体、心、自然、社会とのアンバランス状態といいます。
 病気ではないが、「不和」があるなら、「半健康状態」といいます。

 東洋医学の目で見ると、健康な人が極わずかです。大半の方はなんなか
の不和という半健康状態にあります。病気にかかる予備軍になります。
だから、東洋医学は養生、体質改善を強調し、病気になる前に不和を
是正することで未病を治します(「治未病」)。

 病気治療はアンバランスをよいバランスに取り戻すことです。良い
バランスが回復すれば、生体機能が元気になることで、予防にもなるし、
体の自然治癒力を十分に発揮できるので、根本から治れることです。

 バランスにかかわる要素がいっぱいあります。
 東洋医学から見たら、陰陽、表裏、上下、寒熱、虚実、気血水(お血、
痰(湿)、気の滞りなどを含む)、五臓六腑、経絡、六淫(自然界からの
風、寒、暑、湿、燥、火)、社会からの七情(喜、怒、憂、思、悲、恐、
驚)というストレスなどが関与しております。
 詳しいことはあとの相関内容でお話します。

 次回に、常に変動する--生理病理の恒動観についてお話します。

 また、最来週にお会いしましょう。

   
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