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隔週刊【貴方に絶対役立つ東洋医学】(ID:0000202590)
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┏ ≪第7号≫
┏┏ 東洋医学の自然治療法----漢方・はり・灸・推拿・気功
┏┏┏ 漢方2-----漢方の分類
┏┏┏┏ 発行者:医学博士 許志泉
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漢方は少なくとも以下の分類方法によって分類されています。分類から
も漢方薬の歴史や膨大な経験が見えます。
1.四気五味による分類ーー漢方の性質の分類
五味
酸(酸っぱい。収斂作用があり、肝臓・胆嚢・目によい)
苦(苦い。消炎作用があり、心臓によい)
甘(甘い。滋養作用があり、脾臓・胃によい)
辛(辛い。発散作用があり、肺・鼻・大腸によい)
鹹(かん=しょっぱい。柔和作用があり、腎臓、膀胱、耳などによい)
四気
寒(身体を冷やす。のぼせや高血圧によい)
熱(身体を温める。貧血や冷え性によい)
温(熱と同じ作用だが、熱よりは弱い)
涼<冷>(寒と同じ作用だが、寒より弱い)
その他に「平」の性質もある。「平」は、寒でも熱でもないもの。
たとえば、甘草(カンゾウ)は甘、平、滋養、緩和の作用を持って、諸薬
の調和、解毒などの作用がある。黄連(オウレン)は苦、寒,清熱(熱を取
る)、燥湿(湿気を取る)、安神、下痢止めなどの作用がある。今の研究で、
オウレンが認知症(痴呆)防止と治療にも有効です。
2.使い方による分類
湯薬:煎じ薬です。生薬の組み合わせ自由ですので、患者様の体質、症
状、環境などに合わせられるので、オリジナルなオーダーメードの治療にな
ります。これは本格的な漢方治療になります。
丸薬(錠剤を含む):規制の成分や生薬などで作られたもので、服用便
利です。
散:粉剤です。煎じ薬と一緒に治療することが多いです。
膏薬:外用剤
丹薬:大きい丸薬、たとえば中風(脳卒中)治療の大活絡丹
顆粒剤:今よく使われているツムラ、コタロウ、カネボウなどの製剤
です。
3.漢方薬の効能効果による分類
漢方薬の一つ一つの生薬の効能効果の分類です。ここから東洋医学の経験
豊富さや独特な視点が見えます。
解表薬(げひょうやく):邪気(風、寒、湿など)を発汗で追い出す。
風邪、外感病の初期で治療する。代表な物はマオウ、ケイヒ、ケイガイなど。
清熱薬(せいねつやく):熱を清す。熱を下げるや、体にこもった熱を
取り除くことができます。石膏、オウレン、オウゴン、レンギョウなど
きょ暑薬(きょしょやく):夏の暑気を取り除くもの
散寒薬(さんかんやく):風寒を取り除くもの
瀉下薬(しゃげやく):便秘を解消する、あるいは下剤を使って体の熱
やおけつなどを取除きます。
利水滲湿薬(りすいしんしつやく):水分の代謝をよくする。余計に溜
まった湿、水などを排泄します。
きょ風湿薬(きょふうしつやく):リウマチや筋肉痛、関節痛などの治
療薬です。
行気薬(こうきやく):気の滞りを解消する。気と血の循環をよくする。
理血薬(りけつやく):血液循環をよくし、おけつなどを取り除く。
化痰止咳平喘薬(かたんしがいへいぜんやく):痰を取り、咳や喘息な
どの治療薬です。
消導薬(しょうどうやく):体に溜まったものを取り除く。たとえば、食
べすぎで食積、痰積、おけつなどをなくす治療薬です。
補益薬(ほえきやく):陰陽気血などを補う薬です。たとえば当帰、ニ
ンジン、ジオウなど。
安神薬(あんしんやく):精神安定薬です。不眠やいらいらなどを治療
する。
収渋薬(しゅうじゅうやく):出すぎな汗、咳、精液、おりものなどを
止める薬です。
平肝熄風薬(へいかんそくふうやく):逆のぼせ、高血圧、頭痛、頭ボー
っとするなどの症状を和らげる薬です。
開竅薬(かいきょうやく):脳竅、九竅などの詰まっていることを緩和
する。昏迷、鼻のつまり、閉経などの治療薬です。
駆虫薬(くちゅうやく):寄生虫感染や皮膚の感染などの治療薬です。
催吐薬(さいとやく):嘔吐をさせて毒や食積、痰積などを上から取り
出す薬です。たまに必要な治療になります。
外用薬(がいようやく):外科、皮膚科、また内科の疾患でも使う事が
あります。
完全に説明することは不可能ですが、中国伝統医学の凄さを感じるでしょ
う。今、生薬だけで3万以上の種類があります。日常使うものが200種類で、
繁用品は100種類くらいです。
漢方薬は薬の宝庫で、植物、鉱物、動物など自然なものを使って疾病と戦い、
経験的に、人類の健康に貢献し続けています。
漢方治療(東洋医学)は、自然治療で、人類の原点での治療法です。
この点は、ぜひ、皆様に理解してほしいです。
次回からは、「私の漢方経験--症例集1」を予定しています。
それでは、また次回お会いしましょう。